物件情報の読み方・注意事項
繁忙期の賃貸情報は「足」が早い
人気の賃貸物件は、入居者募集を始めてから入居者が決まるまでの時間が短いという特徴があります。
特に、毎年1月~3月の賃貸シーズンの場合、早いものでは募集開始から2日~2週間くらいで入居者が決まるケースも数多くあります。
広告に掲載されない情報項目もある
賃貸情報誌は、賃貸物件を探すとき手軽に利用できるものですが、スペースなどの関係で、その物件に関するすべての情報項目を掲載することはできません。例えば、2年に1度の契約更新の際に支払う「更新料」は掲載されないことがあります。
また、不動産会社に支払う「仲介手数料」の金額も掲載されていない場合がございますので、こうした情報項目は実際に不動産会社を訪問した際に確認して下さい。
当ホームページでは、契約に伴い発生する費用は極力掲載するよう心掛けております。物件詳細ページの各種費用欄や備考欄をご確認いただきますようお願いいたします。(退去時の費用など不明確な部分については一部非掲載のものもありますのでご了承ください。)
不動産会社の役割を知っておく
不動産会社の業務の違い
賃貸物件を扱う不動産会社の業務は、大きく2種類に分かれます。1つが「賃貸管理」業務。家主からその賃貸物件の管理を依頼され、家主に代わって建物を維持するための管理や家賃集金等の業務を行います。合わせて、直接入居者募集の業務を行う不動産会社もあります。
もう1つが、「賃貸仲介」業務です。この業務を行う不動産会社は、入居希望者の立場に立って希望に合った物件を探し出し、現地案内、そして契約までの交渉事等を行います。
媒介・代理・貸主の違い
賃貸情報誌の賃貸広告には「取引態様」という欄があります。ここには「媒介」「代理」「貸主」の3つのうちどれか1つが書かれています。
・「貸主」とは、不動産会社が自社所有物件を賃貸する、という意味です。
・「代理」とは、一般的には、不動産会社が家主の依頼で管理している物件の入居者を募集する、という意味です。
・「媒介」とは、家主や他の不動産会社から依頼された賃貸物件を仲介する、という意味です。
貸主の場合、不動産会社自身が家主ですから仲介手数料がかかりません。代理や仲介の場合は、不動産会社が取引の仲立ちをするので、仲介手数料がかかります。